2019.09.07
スライドショーメッセージ終活
今回は何故、結婚式ムービーを専門としていたところから、
終活ムービー制作を始めたのかお話をしたいと思います。
今から4年前に当時勤めていたブライダル会社を退社しました。
ブライダル会社に勤めいた頃、結婚式の映像を作る機会がたくさんありました。
ちょうど、その頃、自分の父親が入退院を繰り返していました。
そして、父が亡くなる前に、「自分が死んだら、ここに電話を掛けたら全部してくれるから」と
名刺を出してきました。その名刺には葬式場の名前が書いてありました。
自分の知らないところで、父はテレビの影響か、自分で「終活」をしていました。
亡くなる1週間前から、父はずっと自分の「母親と妹に会いたい」と言っていましたが、
九州(母親)と大阪(父)という距離があったり、父の母親も体調が良くなかった為、
結果、最期まで会うことができませんでした。
その数日後、父は最期に会いたい人に会えずに亡くなりました。
ずっと、あの時に何かできなかったのか、父の「最期の願い」を叶えてあげることができずに後悔していました。
そして、数日が経ち、父と一緒に撮った写真を見返していると、動画で撮影したものが、
一つしかないことに気付きました。この時も後悔しました。
なんでもっと動画を残さなかったのか。なんで、その時思いつかなかったのか。
正直、その時は父のことで頭がいっぱいで、毎日そばで寄り添うことしかできませんでした。
それから、毎日自問自答の日々と自分にできることは何かないのかと考えていました。
自分と同じような想いをする人が少しでも減り、残された家族に遺せるものを考えているうちに
「終活ムービー」に辿り着きました。
そして2015年5月「オーダーメイド」という映像制作会社を立ち上げました。
オーダーメイドの由来は、「依頼する人と、それを作る人」で一つのモノを創り上げる。という
想いを込めて「オーダーメイド」という社名にしました。
終活ムービーのサービスを開始する前に、まずは前職で学んだブライダル映像の制作から始めておりました。
制作件数が安定してきたところで、終活ムービー制作のサービスを開始致しました。
※そもそも終活ムービーとは何なのかはこちらに記載しております。
きっとどこかで、自分と同じような想いをした人はいるかと思います。
撮影の技術がなくても、編集の技術がなくても大丈夫です!
ありのままの姿で、伝えたいことを伝える為に写真や動画はたくさんとっておくことをおすすめします。
そして、撮影したものは1つの作品として映像にすることで、見返した時に、
その時の時間に戻ったかのような、懐かしい一時を過ごすことができます。
映像はスマホでも撮れる身近なものです。
残される側、去っていく側、どちらも最後まで後悔なく、笑ってお別れができるように
これからも、映像を通してサポートしていけるように精一杯務めて参りたいと思います。
終活ムービー作成・お葬式ムービー作成は
お気軽にオーダーメイドまでお問合せ下さいませ。
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